鼻呼吸で万病を予防しよう

口呼吸は万病の元


  鼻呼吸は「記憶能力」を高めるとも言われております。
  天才宮沢賢治はオナ禁をして素晴らしい力を発揮したと言われています。
  オナ禁+鼻呼吸により素晴らしい力を手に入れるために頑張ってみませんか?

はじめに
ほ乳類で口呼吸ができるのは、人間だけだそうです。
人間以外の全ての動物は鼻で呼吸をしていると言われています。

口呼吸が出来るようになったのは言葉の獲得により
鼻と口が繋がっている器官の長さが短くなった、もしくは広がってしまったためと言われています。
人間も赤ちゃんの頃は口呼吸ではなく鼻呼吸をしています。
口呼吸すべてが悪いわけではありませんが、長期にわたって慢性化することに問題があります。

最近、口呼吸が多くなったのは、早くから乳児に離乳食を与えることが原因の一つです。
赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲みながら、鼻呼吸を覚えるのですが、
鼻呼吸を覚えないうちに離乳食を与えてしまったために、口から食べ物が入るのと同時に、
楽にできる口呼吸を覚えてしまうというわけです。
一般に、乳児は5ヶ月になると離乳食を始めるよう薦められます。これが早すぎるというのです。

もうひとつの原因はおしゃぶり。おしゃぶりをしなかったり、早くやめさせたりすると、
鼻呼吸が身につかないまま口呼吸になるのです。欧米では4〜5歳までおしゃぶりをしている子を
よく見かけます。日本ではおしゃぶりは歯並びに影響するので早くとったほうがいいといわれますが、
根拠がないそうです。そういえば、おしゃぶりをしていると、
赤ちゃんは落ち着きます。おしゃぶりには、さまざまな効果があるのでしょう。

口呼吸の主な悪影響

・鼻の通りが悪くなる
・顔や肩、首のラインの歪み
・口の周りの筋肉が弱くなる
・顔の血流悪化による乾燥
・肌荒れやニキビ
・アトピー
・風邪をひきやすい
・口腔内の粘膜の炎症
・歯が出る
・歯並びが悪い
・二重あご、たるみ
・いびき
・睡眠時無呼吸症候群
・口内炎ができやすい
・虫歯になりやすい
・口臭の原因
・免疫力が低下
・難病を引き起こす可能性あり
・アデノイド顔貌 

アデノイド顔貌とは?
1.面長(おもなが)なお顔
2.上あご、下あごの横幅が狭い。V字型をしている
3.上あごの前歯が前突している
4.上下の前歯のかみ合わせが浅い
5.前歯の歯並びがでこぼこ
6.唇がめくれて厚く、乾燥して荒れている
7.鼻が小さく狭く、鼻翼が平坦で鼻孔が小さい
8.上あごに対し下あごが後方位にある
発育期に口呼吸を続けているとお顔つきまでかわってきます。

アデノイド顔貌
ここのホームページを見れば「アデノイド顔貌」の男女の顔付きを写真で見ることが出来ます。
おかしくなった歯並びの治療状況も写真で詳しく記載されています。

口呼吸はなぜ駄目なのか?
口で呼吸してしまうと、乾燥した冷たい空気が口から直接体内に取り込まれることで、
口腔内・喉が乾燥し、細菌などや直接侵入、粘膜に炎症が起きてしまいます。
風邪などにもかかりやすくなりますし、口臭、歯周病、虫歯にもなりやすくなります。

高齢者では、睡眠時に口呼吸のために、口の細菌が肺に入り肺炎を起こすことがあります。
鼻呼吸にすれば肺炎は激減します。

鼻呼吸の効果
上の口呼吸の悪影響で紹介した症状と逆の効果が望めます。
その他の主な症状を下記に上げていきます。

・綺麗な空気を肺に送ることが出来る
鼻には吸った空気を浄化する機能が備わっています。空気中のほこりを取り
乾燥した空気を適度な湿度にして、のどや肺にとって刺激の少ない空気にしてくれます。

・空気を沢山吸い込む事ができる
口で苦しくなるまで息を吸ってください。どのくらい吸えますか? 
次に鼻で吸ってください。口で吸うよりも長くどんどん吸えるような気がするはずです。

実際、口呼吸よりも鼻呼吸の方がたくさん空気が吸えます。
酸素をたくさん吸うことは、脳細胞や手足の指先にまで新鮮な酸素を行き渡らせることにつながります。

・眠くなるのを防ぐ
口呼吸になると、早食いになるばかりか、一緒に空気まで食べてしまって、あとでゲップがでやすくなります。
早食いをしてしまうと胃に負担がかかり消化に時間がかかってしまいます。
その結果眠くなりやすいなどの症状があるようです。食事中は口を閉じてよく噛むようにしましょう。

・顔が引き締まる
口で息を吸い込んでばかりいると「ポカーン」としただらしない表情に
なりがちですが鼻呼吸をすれば顔が引き締まってきます。

・記憶力、運動能力の向上
あるテレビ番組で、小学生に口ポカ状態と口にテープを貼った状態で、
計算問題、握力測定、背筋力測定をさせていました。
結果、どれも口にテープのほうが能力がアップしていたとの事です。
鼻呼吸のほうが酸素が全身に行き渡るため、能力が発揮されるとの事らしいです。

・生活が充実する
1日の活動を充実した最低8時間の鼻呼吸による睡眠で回復した上に、
なお少々あまった力が湧くほどに休養すれば、躍動感のみなぎった輝きのある生活を送ることができます。

口呼吸の治療方法
・何かに熱中する時によく注意する
子どもがTVゲームに熱中しているときは、ポカーンと口が開いています。
大人でも何かに夢中になると、口ポカになる人を見かけます。
特にゲームやインターネットをしている時にはよく気を付けた方がよさそうです。

他には
・口に医療用のテープを貼る
・睡眠中は口唇を逆ハの字にテープを貼る。
・口をとじてガムを噛む、
・鼻孔拡大装置を使う
・冬場はイソジンでうがいを心がける(鼻詰まりを防ぐため)
・おしゃぶりをする
・漢方薬などを飲むようにする
鼻呼吸の効果は普通の人で二週間もあれば表れてくるそうです。

口呼吸を治すトレーニング
無糖のガムを噛むやり方とくちびるの運動を絵付きで紹介しています。
鼻呼吸をしながら、口を閉じて(ガムを)噛み癖でない方でリズミカルに噛むことにより、
顔のひずみも少しずつ改善されるそうです。

口呼吸を治す
お勧めのサイトです!!絵付きで色々と紹介されています。
ここを見て自分は口呼吸病を改善しましょう。
鼻呼吸で口を閉じた時に舌先が上の歯に付くのが普通の呼吸の状態らしいです。
下の歯に舌が付く人は口呼吸ばかりしている傾向があり筋肉が弱っているという事になります。

口呼吸で起こると言われている難病
まだハッキリ科学的に証明されたわけではありませんが以下の
症状があると言われております。

重症菌無力症、間質性肺炎、喘息、痒疹、関節リウマチ
白血病、再生不良性貧血、悪性リンパ腫、サルコイドーシス、SLE、糖尿病、動脈炎

原因は不明の病気ばかりです。ある調査によれば
これらの免疫性疾患ではほとんどの方が鼻呼吸ができず口で呼吸をしていたと言われています。

重症菌無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう)
筋力が弱くなる病気で日本では1万人に1人の割合で起きる。
・目を開けていられないほど、まぶたが下がってくる
・ものが二重に見える
・あごがだるく、物がかみにくい(飲み込みにくい)
・全身に脱力感があり、特に手足の疲れがひどく、力が入らない
・呼吸が困難である

間質性肺炎(かんしつせいはいえん)
正常な肺は、目の細かいスポンジのような構造をしており、
息を吸えば膨らみ、息を吐けば縮むという動きをスムーズに行っています。
何らかの原因で、この柔らかい肺に、線維化が起こり、肺が固く縮んでゆき、
ついには呼吸ができなくなり、死に到ることもある病気です。

喘息(ぜんそく)
喘息は、喘(あえ)ぎ、息(いき)をする病気です。
ヒューヒューゼーゼーと笛が鳴るような呼吸音(喘鳴=ぜんめい)が特徴で、
夜中や明け方に咳こみがあります。発作的に喘鳴が出現し、息苦しさを感じたりします。

痒疹(ようしん)
湿疹(しっしん)と同じような病気で皮膚が乾燥し厚ぼったくなって硬くなり時に
ひびわれたり大小の水ぶくれになったりします。

関節リウマチ
症状は全身症状(微熱、倦怠感、食欲不振、体重減少など)に加え、
関節症状として朝のこわばり関節の動きが緩慢になり関節痛などの症状があります

白血病
白血病は血液のがんです。
血球を作る細胞すなわち造血幹細胞が骨髄の中でがん化して無制限に自律性の増殖をする病気です。

再生不良性貧血
骨髄の赤血球生成機能の低下によっておこる重篤な貧血です。
通常は赤血球、白血球、血小板が一様に減少します。血液中のさまざまな血球数が減少するため、
貧血、出血傾向、感染症にかかりやすいなどの症状があります。

悪性リンパ腫
白血球の中のリンパ球ががん化した悪性腫瘍で、リンパ節がはれたり、
腫瘤(しゅりゅう)ができたりする病気です。

サルコイドーシス
症状は目のかすみ、視力低下、咳、呼吸苦、色々な皮膚の発疹、不整脈などで、
肉芽腫が出来た臓器の障害として出現します。しかし一定の病変の拡大が認められる前は多くは
無症状で、患者さんの約40%は気付かないと言われています。

SLE
この病気は、英語でsystemic lupus eryhtematosusといい、
その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。
発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、関節、皮膚、内臓などの
さまざまな症状が一度に、あるいは次々に起こってきます。

糖尿病
糖尿病は、血糖値が高くなる病気です。
のどが渇いたり、尿の量が増えたり、倦怠感(疲れやすさ)を感じたりします。
また、皮膚に出来物ができやすくなったり、集中力がなくなる、おなかがすく、
やせてくる、などもよく現れる症状です。

動脈炎
血管炎が起こります。
血管から痛みを伴い、肥厚、発赤すると言われています。


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