このページの説明は医学的な根拠に基づいたものではありません。
よって
これから始めようと考えている方はココで紹介している健康法も含めて
全て自己責任で、お願いします。


太陽の偉大なる力


ここでは太陽の効果などを取り上げていきたいと思います。

太陽の効果
・セロトニンメラトニンの分泌を促進する効果があるらしいです。

・朝起きるのが苦手という人は、朝一番に陽射しをたっぷり浴びると、体内時計がリセットされます。昼の光は元気と活力が生まれます。

・太陽の光を浴びる生活を続けると、 寝つきがよく なり、朝もすっきり目覚めることができるように なります。
空気清浄・消臭・抗菌の効果がある

・太陽の光を浴びると、より脂肪が溜まりにくくダイエットに効果的との論文が以前発表されました。

うつ病予防

セロトニンの効果については「脳内麻薬の仕組み」という
項目を参考にされると良いかと思われます。
/sionta/NouSuper.htm

メラトニンとは?
メラトニンは自然な眠りの友です。メラトニンは暗闇が目に認知されると,
脳の中心にあるエンドウマメほどの大きさの松果体から分泌されます。
メラトニンは夜に分泌され,通常の睡眠サイクルを調節する助けをします。
人は年をとるほど,メラトニン分泌量が少なくなるようです。
そのため,若い人は比較的睡眠に問題がないのだと科学者は主張しています。

「少量のメラトニンの使用は睡眠を促進し,時差ぼけを和らげます。
しかも睡眠薬のような危険性や副作用がない」とある研究は示しています。
他にも様々な効用があるのではないかということで,気分がよくなる,免疫力を高める,体内の活性酵素を減少させるといった例が報告されています。

米国では,1995年頃より
ガンを防ぎ,抗癌剤の副作用を緩和する,免疫系を強化する,さまざまな病気に対しても抵抗力を高める,
エイズに対しても効果,不眠症を治し,血圧を下げ心臓病を予防する.まさしく世紀の発見,
不老長寿の秘薬であるといった,報道がされてきた.

現在まだ研究途中ですが,
今後メラトニンについて,人体へのよい効果について,もっと多くのことが明らかにされるでしょう。


明るさの目安
真夏の日中の太陽 約100,000ルクス
真夏の曇天  50,000ルクス
冬の日中の太陽 50,000ルクス
冬の曇天    10,000-20,000ルクス
晴天の窓際(南側) 約10,000ルクス
オフィス(自宅の部屋) 500〜800クス
蛍光灯 500ルクス
晴天窓際 10,000ルクス
地下連絡通路 約80ルクス
月明かり(街灯なし)0.2〜0.3ルクス
星明り(街灯なし) 0.1ルクス


体内リズムの調整
午前中は太陽の光を浴びましょう
就寝の1時間前に、脳をリラックスさせるため暖色系の、150ルクスの照明にする。

入床時には30ルクス以下にしましょう。
(バーなどの客席程度の明るさ)

寝る直前から眠っている間はできるだけ暗く(月明かり程度)。
リラックス時の照明は蛍光灯ではなく、白熱灯を使うと良いです。

白熱灯と蛍光灯の違い
白熱灯
光色:青っぽい鮮やかな光色
特性:影をつくらず均一に照らすフラットな光
効果:昼間のような明るさで活動的な雰囲気を演出

蛍光灯
光色:赤っぽい落ち着いた光色
効果:落ち着いた雰囲気を演出

うつ病予防
冬にはうつ病者や自殺が増えます。
そこで太陽がさんさんと輝く南の島などに出かけるとすっかり治ってしまうことも多いため、
医者が南の土地へのバカンス旅行を勧めたりもするそうです。

日照不足によって起こる睡眠のリズムの変動が大きな原因ではないかと考えられており、
毎日一定時間光を照射することによって睡眠・覚醒のリズムを正常化する「光パルス療法」等も効果的とされています。

太陽とともに活動するのが本来、人間にとっての正常なリズムなのです。

うつ病予防2
うつ病は冬季うつ病に限らず太陽の光と強い関係があります。
その為、世界的に見ても南国にはうつ病患者が少なく、日照時間の短い北国でうつ病患者が多いと言うデータもあるくらいです。

冬季うつ病には通常のうつ病に効く抗うつ剤はあまり効果がありません。
逆に太陽の光に当たるような治療が効果があります。
特に朝日をあびるのが効果があります。

症状は焦燥感などうつ病に似ているところもありますが、冬季うつ病では眠りすぎてしまったり、
過食で体重が増加したりします。要するに冬眠に近いような状態になります。

ちなみに一般的には冬に症状が出る冬季うつ病なのですが、夏に症状が出る人もいます。広くは季節性うつ病と言います。

毎年、冬になると元気がなくなる人は心に問題や悩み、負担を抱えていることがほとんどです。
それを解消することで、来年から季節性うつ病に悩まされることがなくなります。




夢をよく見るようになる
うつ病になると、通常よりも眠り始めのノンレム睡眠(夢を見ずに身体を休める睡眠)がとても短くなってしまい、
疲れた身体のまま、早く夢の世界に入ってしまう傾向があるそうです。
 
疲れがとれないまま夢の世界に入っていってしまうということは、生きる希望と力を与えてくれるはずの夢が、
かえって自分を苦しめるストレスを増加させてしまっているのかもしれません。

実際に、その睡眠パターンの崩れから、不眠や起床後の不調を起していると言われています。
(起床後に一人でいる場合に突然自殺を考えてしまうケースが多いのはこのためとも言われています。)


うつ病治療に必要なエネルギー
10000ルクスの光を毎朝30分〜1時間位当てるのを一週間続けると
良いらしいです。(6000ルクス位でもいいそうです)

10000ルクスというのは、夕方のうっすら明るい程度の光です。
光療法としては3500ルクスの光を30〜60センチの距離で浴びれば十分だそうです。

単に朝日が昇るぐらいの時刻に早起きするだけである程度効果があります。昼間の日光でもいいそうです。

天気のいい日には、できるだけ外に出て太陽の光を浴びることはとても有効になります。


治療できる症状
下のような症状は太陽の光を浴びることで治療できます

1.季節性および非季節性うつ病といわれる反復性うつ病
2.睡眠相後退症候群、非24時間及び不規則型睡眠リズム障害症候群、長時間睡眠症候群
3.高齢者の夜間徘徊、せん妄、不眠症などの老年期痴呆性疾患
4.時差ぼけ、夜間労働、交代制勤務などによる不定愁訴
5.月経前緊張症
6.神経症過食症

7.自律神経失調症
8.慢性疲労症候群


不眠防止法
夜の室内照明は明るすぎてはよくない。
これは明るさに合わせて瞳孔が縮小するので自分では気づきませんが、不眠の原因になる可能性があります

朝は朝陽がたくさん当たるようにするのがいい。
うつ病の症状として朝の起床時の憂鬱感があります。
この憂鬱感は季節変動の影響を受ける(日照時間が短いと悪化)ので、
その逆をとってになるべく顔面に明るい光が当たるようにカーテンベッドの位置を変えてみるのもいいかもしれません。

たとえ目をとじていても、起床前から目を通じて光りは網膜にはいってきますから、
意識的に目覚めた折に、気分はある程度もちあがっている、という事態推測できます。


光療法器具
太陽は、規則正しく動いています。
決して人間の都合で昇ったり沈んだりしてくれません。
そのため現代は、日光を浴びれない生活を送らざるを得ない方が大勢いらっしゃいます。
例えば夜勤の看護士さんや、ガードマンさんや、警察の方や、コンビニの店員さんなどです。
さらに、駅の近くに住んでいて地下鉄で通勤されておられる方や、一日中自宅でお仕事をされておられる方は自然と日光を浴びる時間が少なくなります。

対策
冬の影響や上のような仕事に就いている方日照不足を解消するために、光療法の器具が販売されておりますので、
これを使うのも有効な手段の一つです。

ただし、太陽の光と比べてデメリット面は大きいと私は考えております。
このデメリットが何なのかはまだハッキリとは分かりませんが、
使用上の注意などはよく守るようにする事が懸命です。

光療法器具販売1
http://poesie.hp.infoseek.co.jp/Hikari.htm

光療法器具販売2
http://nemuri.lighttherapy.jp/2005/11/post_63.html

LEDライト(7600ルクス)
http://store.yahoo.co.jp/chinya/30leda5cfa.html

松下電器産業(ナショナル)」も強い光に当たるための蛍光灯が各種発売されています。


その他の方法として日焼けサロンなどで使われている
タイニングマシーンを使っての対策もあります。
詳しくは
タイニングマシーンで元気になる
http://light.kakiko.com/sionta/Tainingu.htm

をご参照ください。

体験談
私(空僧丸)が体験した事ですが、

(4月下旬ー5月)
生活が不規則になって乱れてしまった場合などは
朝日を浴びると、昼寝したにもかかわらず、夜になると眠くなり
然と生活リズムを戻す事ができるように出来ました。

昼の光は生活リズムを戻すための効果はありませんでした。

あと睡眠不足で疲れた朝を迎えた際にも朝日を浴びる事で
それまで眠かった症状と疲れが多少回復します。



注意(デメリット)
太陽の光は良い事ばかりではありません。
ここではデメリット面について取り上げたいと思います。

ビタミンB2は太陽の光に弱いです。
そして、太陽に含まれている紫外線の浴びすぎ皮膚眼の障害などの原因となります。

また、メラニン色素が部分的に過剰合成され、シミ・そばかすの元にもなり、
皮膚の弾力を失わせ、肌を壊してしまう だけでなく、老化を早める作用もあります。

これらの障害には取り返しのつかないものがあるので、予防が大切です。

しかし、紫外線にまったく当たらないと、体内でビタインDが合成できずに、様々な病気になる
可能性もあります。結局はバランスが一番という所でしょうか。


紫外線対策
1、紫外線は、7,8月に最も強くなりますが、5月から10月までは注意が必要です。
2、一日の中では、午前10時から午後3時までが紫外線の強い時間です。
3、薄い雲でも、紫外線の80%以上が通過します。曇っているからと安心できませんので注意が必要です。
4、紫外線の浴びすぎを防ぐには、しっかりとした生地、濃い色調の衣服を着用し、広いつばのある帽子をかぶりましょう。
5、紫外線カット機能を持った眼鏡やサングラスを利用しましょう。紫外線防止が不十分なサングラスでは、瞳孔が大きく開くためかえって危険な場合がありますので注意して下さい。
6、日差しの強いときには日傘の利用も効果的です。
7、日焼け止めクリームを上手に使いましょう。


熱中症
暑い環境で生じる障害の総称で、次のような病型があります。

熱失神
皮膚血管の拡張によって、血圧が低下、脳血流が減少してめまい・失神が起こります。顔面そう白となり、脈が速く弱くなります。

熱疲労
脱水による症状で、倦怠感・めまい・頭痛・吐き気などがみられます。

熱けいれん
大量に汗をかき水だけを補給して血液の塩分濃度が低下したときに、
足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起きます。

熱射病
体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態で、
意識障害(応答が鈍い・言動がおかしい・意識がない)が起こります。

熱中症の発生には、気温、湿度、風速、直射日光などが関係します。
同じ気温でも湿度が高いと危険性は高くなるので、注意が必要です。
また、運動強度が高いほど熱の発生も多くなり、熱中症の危険性が高くなります。
暑い日にスポーツをする際にはいつもより多め、早めの休憩をとるように心がけましょう。

もしもの時の応急処置
<熱失神・熱疲労の場合>

涼しい場所に運び、衣服を緩めて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。
足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です。
吐き気や嘔吐などで水分補給ができない場合には、病院で点滴を受ける必要があります。

 <熱けいれんの場合>

生理食塩水(0.9%)を補給すれば通常は回復します。

 <熱射病の場合>

死の危険のある緊急事態です。
からだを冷やしながら集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。
いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、現場での処置が重要です。体温を下げるには、水をかけたり濡れタオルを当ててあおぐ方法、足の付け根など太い血管のある部分に氷やアイスパックを当てる方法が効果的です。



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